スタッフブログ

肚括り

投稿日:2017/05/10

こんにちは、櫻田です。

 

先日、ご自身が創業され半世紀近く経営されてきた社長が

その株式の全てを他社に譲渡されました。

 

調印式を数日後に控えた面談にて

「少し早いですが、長い間お疲れ様でした。」とお声がけしたところ

「実はまだ実感がない。」と。

 

半世紀も【社長】と言われ、経営の最前線に立ってきた方に

「明日からは経営者ではなく、いち顧問として、後方支援をお願いします。」と申し上げたところでピンとくるわけはありません。

 

しかし、本件然りですが、調印式の前には株式(会社)を他社に譲渡した理由を再度確認させて頂きます。

 

理由は【後継者がいない】。

 

後継者がいればその者に継がせる・ご自身が若ければ自分で経営する。

それが困難になった事由があるから【M&A】を選択した。

 

譲渡後、元社長と現社長の間に挟まれる従業員の気持ちも代弁させて頂きながら、

経営者としての【勇退】をしっかり導くのも我々の仕事だと感じています。

 

調印式前に肚を括った経営者の眼は寂しさの中に清々しい印象を与えてくれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP