2019年06月12日

M&Aでシナジー効果を発揮するには?

M&Aでシナジー効果を発揮するためには? personal-3285993_640.png

「シナジー効果」とは、M&Aと調べると必ず出てくる言葉です。

一般に「相乗効果」という意味で、1+1=2ではなく、3や4になったりする効果を表しています。

M&Aのメリットとしてよく挙げられるシナジー効果ですが、
これを念頭に買収を計画すると失敗の原因になります。
もちろん、買収後のシナジー効果を検討しておくことは、M&Aを進めるにあたりとても大切ですが、
これはあくまでボーナスと捉えることです。

「自社の商材を譲渡企業を通じて販売することで、これだけの売上拡大が見込まれる」
「自社と譲渡企業との間接業務の統合や店舗などの統廃合でこれだけのコスト削減が見込まれる」など、
買収前の検討作業はすべきですが、「現状の売上と利益の維持」を前提に、買収条件(価格)を検討すべきです。

シナジー効果の実現を前提として、買収価格を決定すると、シナジー効果が実現できなかった場合、
結果的に「高値づかみ」の案件となり、投資の回収に長期を要するリスクがあります。