2019年08月25日

秘密保持契約書の締結が必要な理由

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M&Aを進めるにあたり、情報の秘密保持は当事者にとって最重要事項となります。
中小企業にM&Aが根付きはじめているとはいえ、
まだまだネガティブにとらえている人が少なくありません。
M&Aを決断したら、それにまつわる情報は慎重に取り扱う必要があります。


その理由として譲渡を希望している旨の情報が取引先や金融機関に漏れると
M&Aを詳しく知らない人はよからぬ方向に考えをめぐらし、それが根も葉もない噂と
なり、現業そのものに支障をきたすおそれがあるからです。

また、買収希望の情報などは当該企業の経営戦略の根幹に関わることが多く、
ライバル企業に知られた場合、今後の展開に支障をきたす場合があります。

M&Aの交渉場面では譲渡側は会社に関するありとあらゆる情報を
買収側へ提供していきます。
そのため、買収側にはその情報について、慎重に取り扱ってもらうようにし、
外部に漏れないように手立てをしてもらわなければなりません。
これは譲渡側が買収側の情報を得た場合でも同様です。

通常、M&Aにおいて情報のやりとりを行う際は、秘密保持契約書を両社で締結します。
この契約は双方がそれぞれの提供する情報に関して、
情報の提供を受けた側が情報の秘密を保持することを約する書類です。
契約の中で万が一、情報漏洩で損害を被った場合は相手方に対し、
損害賠償請求を行えるようにしていくことが一般的です。

M&A業務をM&Aアドバイザーに依頼する場合も同様に
業者との間で秘密保持契約書を締結しておかなければなりません。




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