2019年10月16日

会社を譲り渡すということの不安2 社名はどうなるのか

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M&Aで会社をお譲りする会社には不安がつきものです。
たいていの場合M&Aをするのは初めてであり、分からないことの方が多いかと思います。
そこで、よくご質問いただく内容とその回答を用意いたしました。
もし、譲り受けること検討されている場合にはどの様な点に配慮すればよいのか
という視点から見て頂ければと思います。

今回は、意外と多くの方が気にされている譲渡企業の社名が
どうなるのかについて見ていきたいと思います。
譲渡企業にとって、M&A後も社名が引き続き使われ続けるのか、
別のものに変えられるのかという点は大きな心配の1つです。
結論を先に述べますと、譲渡企業の社名はそのまま維持されることが多いです。
その理由について詳しく見ていきましょう。

まず、譲受企業がなぜM&Aをするのかという点を考えてみたいと思います。
いくつか考えられますが、例えば新規事業への足掛かり、取引先の拡大などが考えられるでしょう。
そのため、譲受企業にとって、M&A後に譲渡企業の取引先が離れていくことは避けたいはずです。

もし仮にM&A後に譲渡企業の社名を変更したとすると、
譲受企業の築いてきた信頼力を手放すという事になりかねません。
これは、社名そのものがブランドとなっている企業が多からです。
折角、新規で立ち上げるために必要な時間や資本をM&Aによって獲得したにもかかわらず、
社名変更によって譲受企業の築いてきた信頼力を手放してしまうとM&Aの目的を達成できなくなります。

以上のような理由により、通常の場合はM&A後も社名は守られることが多いです。
しかし、M&Aは交渉によって決まる部分が多分に存在しています。
今回ご紹介した社名の使用についても例に漏れません。
譲渡される会社が社名の使用を重視される場合は交渉によって様々な合意がなされると思われます。
いずれにせよ、お互いの不安を知ったうえで交渉に臨むことが
譲受企業・譲渡企業共に希望の叶う円満なM&Aの秘訣になるでしょう。




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