2018年06月15日

(M&Aアドバイザーコラム)毎年のM&Aの成約件数と企業発展のためのM&A

魅力のある会社の判断

我が国で行われるM&Aの成約件数は、毎年3,000件以上にのぼります。
日本のどこかで毎日約8件以上のM&Aが行われていることになります。
「思ったより多い」とお感じになられる方が多いのではないでしょうか。
しかしこれが実情です。

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中小企業においても、譲受・譲渡両面でM&Aを希望される企業は増加しています。
譲り受け、すなわち買収を希望される企業では、わが国の市場の縮小を
その最大の理由として挙げられています。

今後、日本の人口は減少していくことが予想されています。
人口が減少するということは、
「今のお客様に、今の商品を、今の売り方で」売っていては、
売上はおのずとも減少していくことは火を見るより明らかで、
企業にとっては死活問題となります。そこで既存市場における
売上を維持・向上させるために同業者を買収したり、縮小する
既存市場以外の新たな事業分野への進出のための買収を考えているわけです。
譲渡を希望される企業における最大の理由は、やはり後継者の不在です。

今後、こうしたM&Aはますます増えていくでしょう。
M&Aに対するネガティブなイメージは、まだ完全に払拭されたとはいえませんが、
経営者の意識の中でのM&Aのイメージは少しずつ変わりつつあります。
経営者の意識の変化に比例して、
事業承継のため、または企業の存続・発展のため、M&Aがさらに
活用されていくことになるでしょう。