2022年04月21日

【成約報告】 抜型メーカーのM&Aを仲介 ティーディーエス(静岡県)/大創(大阪府)

当社は、株式会社ティーディーエス(譲渡企業、以下、TDS)と大創株式会社(譲受企業、以下、大創)のM&Aを清水銀行との協業により仲介しました。抜型の型枠製造業界というニッチな業界において、同業同士の資本業務提携となり、業界内に与えるインパクトは大きなものになると考えます。

ご成約インタビュー

譲渡企業:TDS

後継者不在/高度な抜型技術の承継
大創は品質に対する従業員の意識が高く、営業力もあり、安心してTDSを承継できると考えた。大塚社長のバイタリティや若さにも魅力を感じた。今後は社員とともに初心に返ったつもりで、TDS及び大創グループに貢献していきたい。

譲受企業:大創

技術力の確保、業容の拡大
本件は規模の拡大を目的としたM&Aではない。TDSは大創にない技術を有しており、大創グループの技術力や顧客に対する提案力の向上に繋がると考え、今回のM&Aを決断した。今後は相乗効果の発揮により双方の技術力を一層進化させ、TDS及び大創グループの更なる成長発展を実現したい。

TDS 大創成約式.jpg

写真左より 名南M&A 執行役員 静岡法人部長 田村和紀
TDS 総務課長 上野富美子様 代表取締役上野尋之様
大創 代表取締役社長 大塚雅一様
   常務取締役 大塚徹夫様
清水銀行 由比支店長 花村隆夫様


資本業務提携の背景

TDSは、静岡県富士市に本社を置く抜き型を製造するメーカーです。海外大手メーカーとの提携により自社独自の生産体制を構築しております。また、従業員教育に注力しており、職人による手作業の要素が色濃く残る抜型製造業界において未経験の若い人材を多く採用し、短期間で一人前の職人に育成しています。一方、後継者不在の中、経営基盤の更なる強化による事業の存続、発展を目指して事業の引受先を探したいとの相談がありました。 大創は、木型製作所の製造を目的に大阪で設立され、50年に渡って事業を存続している老舗抜型企業です。ニッチな抜型製造業界内で市場シェアは上位に位置しておりますが、更なる業容拡大・技術力の強化を目指して他社との連携を模索しておりました。


資本業務提携による狙い、効果

今回の資本業務提携により、両社がそれぞれ得意としていた型枠技術を共有し、これまで提案ができなかった製品の取り扱いが可能となり、新規顧客開拓や既存顧客からの要望に幅広く対応することができます。また、職人の採用・育成や検品等のオペレーション業務の統一化による経営の効率化を図ることが可能となります。