2019年05月21日

最近お手伝いした事例とSWOT分析

最近お手伝いした成約事例 677b2a2ea26c0e2aef55bc9929371a50_s.jpg

前回のM&Aアドバイザーコラムでは、
M&Aを検討する前に事前の戦略を立てる必要性があることを述べました。
今回は、最近お手伝いさせて頂いた成約事例をもとにどのような戦略を立てて
買収の決断に至ったかをご紹介致します。


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B社は、創業以来、長年にわたり東海地方において建材卸業を営んでいます。
現在は、40代の3代目社長が経営していますが、今後の業界や地域経済の見通しを考える中で
現業のままで成長することに限界を感じ、事業領域の拡大を考えるようになりました。
そして、具体的な事業拡大方針を検討するうえで、最初にSWOT分析を行いました。

  • 強み
  • 優良な取引先。地場での信用力。

  • 弱み
  • 工事部門がない。

  • 機会
  • 他地域での需要増加。
    販売と工事の一貫対応による収益力向上。

  • 脅威
  • 地場経済の衰退。

結果、他地域への商圏拡大と工事業へ進出(人材確保)を今後の事業拡大目標として設定しました。
しかしながら、地域性が強い建築業界において、自社単独での他地域への進出は困難であり、
これまで経験のない工事業に進出することも容易ではありません。

そこで、B社はM&Aにより周辺他地域で建築工事業を行っているA社を買収することを決断しました。