「社員も仕事もそのままに」、分かり合える経営者との出会い。
株式会社ジャスティス
相談役 村雲計博氏

現在、会社でどのようなお立場ですか?

2016年10月31日に株式譲渡し、その後1年間相談役に就任しましたが、先日さらに半年更新することになりました。
社員も仕事内容も、取引先もそのままお譲りしています。現社長は社員を大事に思ってくれるので、とても満足しています。仕事は順調ですし、社員は私が顔を出すと安心するようで、元のままの関係が続いています。

創業社長ということですが、事業承継はいつごろ考えられましたか?

13年間のサラリーマン時代を経て、35歳のときに独立しました。車の構造が好きだったので自動車関係の部品を加工する機械をつくる会社をはじめました。結婚して子供もいたので不安もあったのですが、家族や取引先のバックアップがあり、続けることができました。
10年ほど前から将来のことを考えはじめましたが、娘2人はそれぞれやりたいことがあるだろうと思い、いずれは合併か廃業か…と。受注・売上が順調だったので、5、6年前からは、元気なうちにM&Aで事業承継をすることを視野に入れました。

事業承継する際の条件や成約企業について教えてください。

廃業して社員がバラバラになってしまうのではなく、M&Aでは社員と仕事の内容をそのまま引き継いでくれる会社に譲りたいということを条件にしました。これまで会社をやってこられたのは社員あってのことで、自分だけの問題ではないと思っていたからです。
譲渡先の企業は、自動車関連をはじめ様々な事業をしています。若い経営者で将来に安心感が持て、チャレンジ精神が旺盛なところにバイタリティを感じました。決断力があり、実績もある。もちろん社員を大事にしておられます。いまは出会えたことにとても感謝しています。

名南M&Aを利用されていかがでしたか。

名南さんと、創業前から付き合いのある銀行が一緒になってバックアップしてくれました。田村さん(当社担当者)にはざっくばらんに話ができたことと、彼の真面目な人間性を信頼していたので、安心してお任せしていました。
企業探しに時間がかかりましたが、だからこそ分かり合える経営者に出会えたのだと思います。また途中で自動車メーカーの不正問題が発覚するという不測の事態がニュースになって、少し不安になった時期もありました。そのようなときも田村さんは親身に話をしてくれ、一緒に情報共有しながら乗り越えました。

同じような立場にいる経営者にアドバイスをお願いします。

経営者はいつも先を見て仕事をしています。世の中の状況は常に変化しているので、会社を継続していくためには、敏感に変化をとらえていかなくてはならないと思います。その際、周りにいる人たちとの情報交換が大事です。私の場合は趣味のゴルフ仲間といろいろ話し合えたことも有益でした。会社の将来を考える際に、M&Aは一つの有力な選択肢になると実感しています。

建設関連サービス業

M&Aだからできた、行政ライフラインサービスへの参入。

株式会社メイホーホールディングス
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