M&Aだからできた、行政ライフラインサービスへの参入
株式会社メイホーホールディングス
代表取締役社長 尾松豪紀氏

M&Aを視野に入れ始めたきっかけはどのようなことですか。

現在、異なる4つの領域で事業を展開していますが、もともとは測量や設計など建設関連の仕事をしていました。10年以上も前になりますが、まだ中小企業のM&Aが一般的ではない頃に、仕事の幅を拡大する戦略の一つとして初めてM&Aを行いました。それまでM&Aは大企業がすることだと思っていたのですが、経営戦略に組み入れることで、その後10社ほどM&Aを行い、現在のカタチをつくりあげました。

異業種の会社を積極的にお考えになったのはなぜですか。

同業の会社だけではなかなか事業を大きくできません。それにこれからは行政改革が進み、民間に事業を振っていく時代です。その中で私は建設関連サービス業から総合行政サービス業へと事業領域の再定義を行いました。
名南M&Aの田村さん(当社担当者)は、私のビジョンをよく理解してくれているので、昨年は介護サービスの会社、今年は警備業の会社を提案していただき成約しています。

介護サービスの会社を選んだ決め手はどのようなところですか。

私が取り組みたい事業領域であったことです。加えて田村さんとの人間関係がありました。田村さんは「良いものは良い、だめならだめ」とブレないので信頼できます。その人間関係ができていたから、介護サービスの会社を紹介していただいたときに安心して受け入れられました。

M&Aでうまくいく秘訣は何でしょうか。

双方の経営者の考え方は多少違っていても「理念」で合致できることが重要です。
中小企業には、往々にして社員は社長の言うとおりに動けばよいという企業文化があります。M&Aでも、譲受側が、経営や実務のやり方を押し付けてうまくいかない「押さえつけ型」のケースがあるように思います。介護サービスの会社では、現状のまま現場での改善を促す「パートナー型」の経営を心掛けています。その際は、社員同士の価値観のすり合わせがとても大事です。そのうえで、経営に関しては譲受側がきっちり見ていけばよいと実感しています。

M&Aを考えている経営者にメッセ―ジをお願いします。

M&Aは、相手の良い面を見ることができるか、悪い面を見るかでかなり変わります。人を押さえつけたやり方では伸びません。前提として、人も会社も思うように動かないということをわかっていればよいと思います。
そのうえ、田村さんのようなアドバイザーがいれば安心でしょう(笑)。客観的で偏らないものの見方をする人がそばにいてくれればとても力になります。そういった意味でも、名南M&Aにはとても満足しています。

製造業

「社員も仕事もそのままに」、分かり合える経営者との出会い。

株式会社ジャスティス
相談役 村雲計博氏