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Interview

会計事務所様インタビュー

「お客様のM&A支援を検討する時の最初の相談先」

星田会計事務所

所長 星田 英治 氏

「お客様のために」との思いで提案したM&A

当社は、星田会計事務所様とは2年ほど前に道内のクリニックのM&A案件でご縁をいただきました。

顧問先のクリニック様から事業承継の相談を受けたときに、「もし私自身が事業承継をする時に支援をお願いするとしたら…」と考えた時に浮かんだのが名南グループでした。そこでクリニック様に「信頼できる会社だから話だけでも聞いてみませんか」とお勧めしたことがきっかけで縁が繋がりました。当時クリニック様にはM&A関連のDMがたくさん届いていたそうで、「どこが信頼できる会社なのかわからなくて困る」と最初の一歩が踏み出せない状況だと相談を受け、何とか力になりたいという一心でのご紹介でした。

私は、2016年のグループ全体の本社移転前より名南グループのことを知っており、名南グループの中の1つである名南経営ソリューションズの提供する会計事務所向けシステム「MyKomon」の利用や研修等のお付き合いを通じて名南グループの堅実な社風には以前から好感を持っていました。

また、名南M&Aは料金体系が良心的に設定されているので、資産規模がそれほど大きくないクリニック様にもメリットが大きいと考えました。クリニック経営者は「地域医療を遺す」という責任を背負っていらっしゃるから、なんとか患者様や従業員を引き継いでもらいたい、という気持ちが大きい。でも仲介手数料の負担が大きかったら…M&Aがベストな選択肢だとしても二の足を踏みますよね。

同じ価値観でビジネスを進める安心感

星田会計事務所様ご自身でM&A仲介を完結することも可能だと思いましたが。

自分のところでできるケースはやりたいと思う一方で、私たちは税理士業務として顧問先様とお付き合いをしていますので、お客さんが私たちに支払う料金は「月々の顧問料」という感覚なんです。でもM&A仲介となると、例えば手数料が買収金額の5%とすると、その相場は何千万や何百万円の世界です。その話を聞くと、そこで行動がストップしてしまう。顧問先様のことを考えると「事業承継としてM&Aが最適解」だと思っても、手数料の金額に驚いて行動が止まってしまうくらいなら、名南M&Aのような専任者に担当してもらうことで前に進めるならそちらを優先した方がいい、という考え方です。

顧問先様のため、というお考えなのですね。

名南さんは経営母体が税理士事務所ということもあり、私たちの立場や価値観をわかってくれる安心感があります。顧問先であれば、我々はお客様以上にお客様のことをわかっている部分もあるので、顧問先のM&Aの支援は、本来FAとして会計事務所がやるべき仕事だと私は思っているのですが、仲介のみの対応の会社であると、顧問先をご紹介をしても案件をすべて巻き取ってしまい、進捗が追えなくなるケースが多い。でも名南M&Aは仲介でもFAでもどちらでも対応してくれるので、私たちもビジネスとして携わることができます。仮に私たちにとって初めての経験だとしても、顧問先のサポートはもちろん、私たち会計事務所のサポートもしてくれるので、そういう意味では「会計事務所がお客様のM&A支援を検討する時」に、名南M&Aは最初に頼るべきところなんじゃないかと思います。また、我々がお客様にM&Aの話をする際には「マッチング相手を見つけられるか」という懸念があって躊躇してしまいがちなのですが、全国各地に提携先があり、全国区の情報量を持つ名南M&Aに相談できる、と思えばマッチング先の選択肢も増えるので安心です。

会計事務所は、売り手/買い手(もしくは両方)の‘当事者側’についています。会計事務所同士が間に入ってM&A仲介をすれば、完了まで見届けることができるしケアをできる立場なので、お客様にも安心感を持ってもらえるんじゃないかと思います。

経営者の悩みに寄り添う会計事務所として

M&Aのご相談は増えていますか?

今回の顧問先のクリニック様におけるM&Aの成約実績が経験値となり、私たちも自信を持って他のお客様にM&A支援業務のご案内ができるようになりました。そうすると「実は人手不足だからこういう会社を探している」とか「実は私も引退を考えているが親族には引き継げなくてね」という相談が増えました。「困ったら名南さんへ」という後ろ盾があるから、当事務所職員も安心して顧問先へM&Aの話をすることができるようになり現在も何件か案件が進行しています。

M&Aに限った話ではありませんが、経営者への情報提供は大切だと思います。もし後継者不在で悩んでいるのであればM&Aは有効な選択肢ですが、そもそもM&Aという手段を知らなければ検討の余地がありません。経営者の身近にいる会計事務所が普段からそういう話をしていければ、もっと案件は増えていくでしょう。

全国の会計事務所様との連携が広がれば、友好的なM&Aで中小企業の経営者の悩みを解決できるケースも増えそうですね。

中小企業経営者の相談相手として一番近い存在が全国の会計事務所だと思います。でもその悩みの解決手段のわからない会計事務所も多いから、ぜひ名南M&Aが「会計事務所をサポートできる組織」だということをしっかり広報してください。

ありがとうございます。人員の強化を含めて全国の会計事務所をサポートできるような体制を整えていきたいと思います。

信頼のおける相手との連携を大切に

M&Aプラットフォームと呼ばれるM&Aマッチングサイトも活用するのですが、「守秘義務の契約をお願いします」と伝えるとそれっきり連絡が途絶えてしまう、ということもあるので、やはり担当者の顔が見えて安心できる、というのはビジネスとして大事な要素ですね。
また、品質の担保されていないM&A支援会社も多いので、M&A業界の健全な成長を願っております。

中小企業庁の「M&A支援機関登録制度」へ登録するM&A支援会社は3,000件を超えていますから、未登録会社を考慮するとM&A支援会社はさらに多く存在します。弊社の代表が理事を務めている(一社)M&A仲介協会では独自ルールを策定するなど業界自体の自主規制にも取り組んでいますが、まだまだ長い道のりです。

お客様を守るためにも信頼のおける相手と手を携えていくことが大切ですね。引き続きよろしくお願いします。

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