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Interview

会計事務所様インタビュー

「人に寄り添い、人との縁でつながっていく」

税理士法人 藤中会計

社員税理士 別府 有里氏
社員税理士 末岡 敬弘氏

きっかけは、MyKomonを通じて申し込んだ講座の受講

末岡様と別府様が、名南M&Aと繋がった経緯についてお聞かせいただけますか?

末岡氏:2020年2月から、名南M&Aのグループ法人の1つである、名南経営ソリューションズの提供する会計事務所向けシステム「MyKomon」を使い始め、そこで提供されているセミナーや講座をたまに受けていたのですが、2020年9月に「M&Aコーディネーター養成講座」を受講したことが、名南M&Aとの出会いでした。
その講座の講師が、名南M&Aのアドバイザーだったのです。9月から10月にかけて全4回、オンラインでの開催でした。

別府氏:私も末岡さんと一緒に受講しました。受講料が大変良心的だったのに「え、こんなことまで教えてくれるの?」「こんな資料や雛形まで提供してくれるの?」という太っ腹な内容で驚きました。

末岡氏:内容の満足度が高かったことはもちろんなんですが、講師をされていた名南M&Aのアドバイザーが、講座終了後に当事務所へ直接訪ねてきてくれたことが、ご縁の始まりとして大きかったと思います。

末岡先生と別府先生に受講いただいたのは「M&Aコーディネーター養成講座」の記念すべき第1回目。当初、対面での講座を企画していたのですが、コロナ禍で急遽オンライン開催となったこともあり、講師をしていた名南M&Aのアドバイザーは、受講いただいた末岡さんや別府さんへ直接受講の御礼を伝えに名古屋から岩国へ会いに行ったのですよね。
おふたりは、そもそもなぜ「M&Aコーディネーター養成講座」を受講しようと思われたのですか?

別府氏:以前、顧問先のM&Aの支援をした際に、全体像を把握できない状況で苦い経験をしました。結局その案件は成約に至らなかったのですが、顧問先のためにもM&Aについて一から知識を得ておきたい、という思いがあり受講しました。

末岡氏:全4回講座、というのも魅力でした。広く浅く知識を得るというより、実践に踏み込んだ内容で深い知識まで得られるのでは、という期待感がありました。

別府氏:今でも必要に応じて見返しているのが、受講時に提供してくれた「M&Aの流れ」がわかる資料です。これがあると、案件の進行中に「迷子」になるのを防げるので重宝しています。

一緒に仕事をしたいと思える安心感

その後、藤中会計様の顧問先でM&A成約に至った案件があったそうですね。

末岡氏:名南M&Aと連携し、今年2024年に成約した案件があるのですが、名南M&Aに相談をしたのが2年前、2022年の春でした。顧問先の医療法人が後継者不在で、承継のためにM&Aの検討を始めることになったんです。私自身の過去の経験からM&Aを支援する難しさは感じていたので、親身になって対応してくれるM&A支援会社にサポ―トしてほしいと考えていました。その時に講師であった名南M&Aのアドバイザーの顔がふと浮かんだのですが、さすがに名古屋は遠いから無理かな、と思いつつメールをしてみたところ…すぐに返信が届いたんです、「ご支援します」って。

別府氏:「研修講師」への遠慮は若干ありましたが、「講座のあとに一度岩国まで来てくれたアドバイザーさんだから」、と思うと連絡もしやすかったですよね。直接会って話をしていますから、信頼感もありました。

末岡氏:私が毎回思うのは、名南M&Aのアドバイザーは「出し惜しみをしない」ということ。講座の時もそうでしたが、実際の案件の相談をしたときも、まだ契約前なのにとことん親身になって寄り添ってくれるんです。一緒に仕事をするならこのアドバイザーがいい、と思い契約をして進めることにしました。

M&A成功の鍵は、時期の見極め

M&Aは後継者不在による承継問題のひとつの解決策だと思いますが、課題として挙げられることは何でしょうか?

末岡氏:経営者が事業承継に取り組む時期が遅れ、選択肢が限られてしまう、ということでしょうか。
医療法人の承継でよくあるのが、はじめは理事長の親族承継をめざして動き、次に院内承継を試みたけれど難しい、それでは外へ目を向けましょう、となるまでに年月が経ち、いよいよ理事長が年齢的にも退任の時期を迎えてしまう、というケースです。その間、全国のM&A仲介会社から「御社を買いたいと言っている会社がある」というオファーメールがたくさん届くので選択肢が多くあると思ってしまい、気が付いたら適切な時期を逃してしまった、という状況に陥りがちです。

今回ご支援した顧問先の医療法人さんの元にも、連日のようにM&A仲介会社から多くのオファーメールが届いていました。中には特定の法人名を挙げて、あたかもその法人がすぐにでも買いたいと言っている、という内容の疑わしいものもありました。それらのメールを名南M&Aのアドバイザーに目利きしてもらったところ、実際に連絡して具体的に話を進めようとすると連絡が途絶えたり、情報が正確なものでなかったり、ということが多々ありました。

地域医療を守るため、医療法人の承継は大きな課題ですね。

末岡氏:患者さん、従業員の皆さんをはじめ、関わる人が多いですから当然です。今回の成約案件は紆余曲折を経て、最終的には名南M&Aが探索した医療法人さんとご縁がつながり、いい形でM&A承継をすることができました。おかげさまで今も私はその医療法人の会計顧問を継続しています。

コスパ、タイパに換算してみる

お話を伺っていると、M&Aは組織と組織の統合ではありますが、結局は「人」との繋がりなんだな、と感じます。

末岡氏:今回は奇跡的とも言えるような出会いに恵まれて成約にこぎつけました。でもこのM&A成約の最初の一歩は、はじめにも言いましたが名南M&Aのアドバイザーとの出会いなんですよね。あの研修を受けてなかったら始まっていませんから。

末岡氏:M&A案件を経験して改めて思うのは、我々税理士は、基本的にクライアント1社と向き合う仕事なんですよ。でもM&A仲介業は、売り手、買い手双方と向き合う調整力の必要な仕事で、その間を取り持つための気苦労が大きい。今回その経験をさせてもらって、私ひとりで日常の会計顧問業務に加えて顧問先のM&A支援をするというのは荷が重いと感じました。ですから、私たちに必要なのは、プロの視点で順序だてて「客観的に」判断しながらリードしたり、時に後方支援してくれる第三者、名南M&Aのような存在です。

別府氏:名古屋市と岩国市という距離のあるやり取りでしたが、名南M&Aのアドバイザーが私たちと共有できるビジネスチャットでやり取りをする仕組みを作ってくれたのも良かったですね。いつでも繋がれる安心感。質問するとすぐに返答をいただける、くらいのスピード感でとても助かりました。

研修での出会いから、実際のM&A支援につながったというエピソードでしたが、研修をきっかけに、名南M&Aがハブとなり有機的に全国津々浦々つながっていくイメージですね。

末岡氏:顧問先からM&Aの相談が来た際は会計事務所だけで扱うより名南M&Aに支援をお願いした方がコストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも格段にいい、というのが私の経験からの結論です。

別府氏:名南M&Aは税理士法人が母体のグループなので、顧問先の立場や、会計士や税理士の立場もよくわかってくれているので、とても安心感を覚えました。

末岡氏:物理的な距離を気にせず協業できる時代ですので、これからも名南M&Aを頼りにさせていただこうと思っています。引き続きよろしくお願いします!

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