2社のM&Aで顧客拡大を実現、秘訣は利害関係者への丁寧な説明
協和ダンボール株式会社
代表取締役 高木 良直氏
取締役   水野 琢磨氏

これまで、2社のM&Aをご支援させていただきました。M&A後の展開はいかがでしょうか。

広春段ボール工業株式会社(名古屋市)と三和紙器株式会社(静岡県三島市)の経営を名南M&Aの仲介で承継しました。
2社とも当社と同じ段ボール製造業であり、販売先の承継がM&Aの大きな目的でした。その点、2社の販売先を円満に承継できるかどうかが不安でしたが、結果的にほぼすべての販売先を承継することができ、グループ全体の売上拡大に繋がりました。

販売先の承継以外に、M&Aの効果はありましたか?

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代表取締役 高木 良直氏

同じグループとなることで、様々な経営課題に対して、効率的に対応できるようになりました。
例えば、得意な製品ごとにグループ各社で製造を分担したり、配送ルートの効率化により、グループ全体のコストを削減することに成功しています。 また、材料の仕入れや人材の確保、設備投資、資金調達などの業務をグループ一体で対応することにより、スケールメリットを発揮することが出来ています。

M&A後にトラブル等、苦労されたことはありましたか?

M&A直後に、譲渡企業のある大口取引先から「協和ダンボールのグループに入ったのであれば、取引を解消したい」という申し出がありました。永年、取引をしていた会社が突然買収されたこともあり、抵抗感が強かったのでしょう。
しかし、我々役員であいさつにお伺いし、今後の経営方針や取引方針を丁寧に説明するとともに、その取引先の製品を弊社で購入すること等を通して、信頼関係の構築に努めた結果、引き続きお付き合いさせていただくこととなりました。その取引先とは今でも良好な関係を継続しています。

M&Aでうまくいった秘訣は何でしょうか。

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取締役  水野 琢磨氏

まずは、従業員の承継が上手くできたことだと思います。M&A後に従業員が続々と退職してしまっては、相乗効果の発揮どころか、事業の継続すら難しくなると考えていましたので、従業員の処遇に関する課題については、他の課題以上に慎重に対応しました。具体的には、就業規則等の規程をグループの規程に統一する際には、従業員に丁寧に説明したり、福利厚生等の各種制度に関しても「見える化」を進め、従業員に不安を感じさせないように努めました。
また、トップ同士の信頼関係をしっかり構築したうえで、M&Aを実行したことも大きいです。やはりM&Aはトップ同士の信頼関係があってこそだと思います。M&Aの取引金額等、利害が反する条件調整は名南M&Aに任せて、トップ同士の面談時は相互理解やM&A後の経営方針に関するテーマについて意見交換を重ね、信頼関係の構築に努めました。
一度、仲介会社を通さずに我々だけでM&Aを実行したことがありました。しかし、条件調整において互いに遠慮が出て細部を詰め切れなかったり、相手企業の経営資料の分析が不十分な状態で、M&Aを実行した結果、M&A後にいろいろ苦労しました。その時は、名南M&Aに依頼しておけばよかったと後悔しました(笑)。

最後に一言お願いします。

  M&Aには困難もつきものですが、確実に「時間を買う」ことができると思います。
 自力での展開と比べると、圧倒的なスピードで事業を展開することが可能です。
 今後も経営目標を実現するための手段として、積極的にM&Aを検討していきたいと思います。

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